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閉塞性動脈硬化症の検査と治療

足のしびれが原因の病気に閉塞性動脈硬化症があります。
閉塞性動脈硬化症によって足のしびれがあるのかどうかを
調べるために、触診が行われます。
触診は、足の付け根、膝の後ろ、くるぶしの内側、
足の甲にある動脈を触り、脈が触れているか
どうかを検査します。
脈を感じなかったり弱かったりすると、
足の動脈が詰まっているという事になります。
足首の血圧を測って、腕の血圧との差で血管が
詰まっているかどうかを調べる検査もあります。
閉塞性動脈硬化症だと診断が出ると、
次に治療するための検査を行います。
超音波、CTスキャン、MRIなどで
血管の詰まっている状態を調べていきます。
これらの検査は外来でできるので
入院の必要はありません。

閉塞性動脈硬化症の治療法には、「保存療法」と
「血行再建」の二つがあります。
◆「保存療法」
症状の状態が1期〜2期の場合で、内容は、
薬物療法や運動療法です。
保存療法の薬物療法では、足の血流を改善するために
血管を拡張させる薬を使います。
運動療法は、無理のないくらいの距離を歩きます。
歩く事で血管が閉塞してできた側副血行路という
細い血管が発達して血流が改善され、
足のしびれもなくなります。
◆血行再建
症状の状態が3期〜4期の場合で、
血管内治療やバイパス手術で血流を回復していきます。
血管内治療は、足の付け根から先端に風船のついた
細い管(カテーテル)を入れて、閉塞した血管の中で
風船をふくらませて血管を拡げます。
また、金属製の管(ステント)を閉塞した血管の中に
埋め込んで拡げる方法もあります。
入院は2〜3日間です。
局所麻酔のみでメスを使わずに治療ができるので、
注目されている治療方法です。

バイパス手術は、患者本人の静脈の一部または
人工血管を、閉塞した血管の中枢側と末梢側に縫い付けて
新しい血流の路を作り、血流を回復させるという手術です。
血管が再び詰まる可能性は低く、もっとも多く行われています。
全身麻酔のため、入院期間が長くなります。

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